ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

お客さんに喜ばれる商品を造っていかなければいけない、そこにリノベーションが入ってくるんですね。今あるものを同じように直すのではなくて、これだけのお金をかけて、ここはどの色にしないといけない、この間取りでいいのか、ということで、リフォーム会社も巻き込み、勉強会をしながら、お客さんにいかに喜んでもらえる商品を作り上げていくか、ということに力を入れています。売買に関しましては、紹介がメインです。これまで売買に力を入れてこなかったということもあって、どちらかというと新規顧客の開拓よりも今いるお客さん、今入居しているお客さんを大切にしようと従業員共々悪戦苦闘しながらの勉強会が結構多いです。不動産業というのは、帰社が遅くなりがちですが、6時半迄の就業時間を心掛けています。それ以降の残業は500円の罰金を徴収しています。8時間の勤務時間で濃く仕事をして、6時半以降は家庭を大切にし、その後の時間は自分の仕事を考える時間にしてくださいと言っています。まだまだなのですが、楽しみながら社員一人一人がいい人生を送れるように、ということでやっています。理念は「コツコツ」です。基本は幸せであること-金城司会先ほど、プランから設計までというお話がありました金城由美さんいかがですか?金城設計事務所も構えておりまして、エスキースからプランを経て、銀行の借り入れ、事業計画をしながら賃貸マンションについてお客さんと関わっています。最終的には賃貸業務までカバーしています。子どもたちと一緒にやっていて、子どもたちの仕事は賃貸の管理と仲介です。よく経営者は孤独、と言いますけれど、孤独になるのも、楽しくするのも自分次第だと思います。小さい会社ですが、人並みに経営理念も就業規則も作り、環境整備をしてスタートしました。理念は「コツコツ」です。「コツコツ」と仕事をして、「コツコツ」と地域社会に貢献する。「コツコツ」と夢の実現に向かうです。会社の名前がライフベース、生活の基盤ですから、会社の基盤がしっかりしていないとお客様に迷惑をかけますし、基盤をしっかりするためには、しっかりした気持ちがないといけませんので、そのためには幸せでないといけません。基本は幸せであること。この世から去るときには「私は幸せだったわー」という生き方をするのが目標です。女性のお客さんが多く、コーヒーを飲み、たわい座談会メンバー紹介1島田みつ子2(有)すまいの大進3専務取締役410年第二章会員座談会1土居直美2ONNA不動産3代表者415年1氏名2会社名3肩書き4業歴のない話をしながら、お客さんとの絆を大切にしたいと思っています。それがひいてはビジネスにつながっていくと思っています。司会先ほど「神様を選ぶ」というお話がありました喜屋武さん、お願いします。喜屋武11年前に始めたころは、口下手で営業ができないんですよ。他社さんの仲介をさせていただいて、なんとか仕事をしていました。最近、相続した土地で賃貸借の問い合わせが6件ぐらいありました。今後も多くなると思いますけれど、司法書士の先生にお聞きして契約書を作っています。これも全部口コミですね。居住用よりもどちらかというと事業用が多いです。居住用では当初とても貸せないような古い物件しかなく、いろいろアドバイスをしてペット可の物件にし、また洗濯もお家の中でできるようにリフォームして貸したら、空室期間が短くなりました。その都度きれいにして、オーナーさんには喜ばれています。また、賃貸契約の賃借人からこの土地を買いたいので売ってほしい、という形でつながってきます。特に売買の場合は、真摯にマイナスの部分もプラスの部分も、包み隠さず説明するようにしています。外人住宅もやっていますけれど、基本的には人間はみな同じですね、ちゃんとやればすごく喜ばれる。クレームにはスピーディーに処理することを心がけて、本国へ帰った賃借人よりクリスマスカードが送られてきたこともありました。夢は自社ビルを建てることです(笑い)。元気な間は頑張っていきたいです。司会角田さん、いかがですか?角田25年以上東京にいまして、こちらに来たときは浦島太郎みたいな感じでした。右も左もわからないまま、帰って来て1年ぐらいで立ち上げました。本当にやるっきゃない、という感じで、最初は他の会社でお世話になりました。とにかく必死で、人が10年かかるのを1年で覚えようという意識でした。空いた時間は一生懸命事務所を8997