ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

部お話をすると、喜んでくれるお客さんがいらっしゃいます。相談ではお金を取らないので、「いいんですか。相談料とらないんですか」というお客さんもいて、そこから司法書士事務所を紹介したりするので、土地を売るときに、司法書士、土地家屋調査士、税理士を繋ぐ、一番入りやすい窓口になっていると感じることが多くなっています。これからも理想に向かって努力していきます司会最後に、私はこういう不動産になりたいという抱負を力強く述べてください。大城父のように、正直に仕事をやっていきたい。自分たちだけ儲かればいいというスタンスではなくて、仲介という、間に立つ仕事なので、それを心がけています。家主さんと借主さんの間に立って、バランスを取って、双方が100%満足するというのはなかなか難しいと感じているのですが、それでもその努力をする、できるだけ双方に満足してもらえるような不動産業者になりたいなと思っています。そのためにはやっぱり自己研鑽、資質向上、勉強しなければと思っています。司会すばらしい。神村さん、どうぞ。神村どんな業種にも言えると思うんですけれども、お客様との信頼関係がないと、一見さんで終わってしまう。いい取引をすると、次へどんどん紹介してくれるというのがあるので、それを重点において、決済したあと、いい取引だったよ、と言われるような仕事を続けていけば、その繋がりでどんどん横にも行けるんじゃないかなと思っています。司会すばらしい。又吉父が興した会社で、県内ではおかげ様で長い方の業歴があります。私としては、「2代目になっておかしくなっているな」とか言われないように(笑)、という意識があります。やはり長く続いたのは、これまでの顧客との信頼があってのことで、特に紹介で来るお客さんには、絶対によかったと言ってもらえるようにしています。要するに「信頼」ですね。「あっちだったら大丈夫だよ」と言われるような業者でありたい、と思います。黒島創業34年目になります。地域の方々から、支えられてきたということを非常に大きく感じていて、社名を言うと、「ああ、あっちの息子か、長男か」と言われたりします。「オヤジの頃はよ・・・」というふうな話をしてもらいながら、土地とか建物を任されたりしているので、そういう仕事をしてきた先代に感謝しているのと同時に、僕が次の世第二章会員座談会代に繋がなければならないと思います。ですから又吉さんがおっしゃったように「信頼」を第一におきながら、次に繋がる何か、を常に考えてやるようにしています。地域における団体であったり、行事であったりというのに関してはなるべく参加するようにしているし、会社の名前で、そういったお付き合いもさせてもらって、50年後、うちの事務所が存続しているように、やっていきたい。名嘉真自分が思うに、不動産業ってコンサル業でもあると思うんです。売買するにしても、まず相談から入るがいいよ、という話になるのか、いろんな話の方向が出てくると思います。その相談の窓口として、不動産業というのがあるのかなと。相続の対策をするにしろ、本当にいろんな知識が必要になってきます。そこで不動産業としての付加価値というと、どういったプラン、提案ができるのか、というところだと思います。よりよいプランを提案することができるのが、理想の不動産業だと思うので、まずは、いろんな経験を積みながら、適切なアドバイスができる、プロになっていきたい。司会素晴らしい。不動産コンサルティングというのもありますから、ぜひチャレンジして下さい。名嘉真はい。目指していきたいです。司会そろそろ時間となりました。本日は若手の皆様と共にこれからの不動産業を語ってもらい、皆様が頼もしく思える座談会でした。今後とも皆様の活躍を期待し、座談会を閉じたいと思います。ご参加ありがとうございました。(了)8593