ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

必要なものが収斂され、形にして、リリースしているなと、非常に有意義に感じております。司会ありがとうございます。黒島さん、どうですか。黒島私も会館に来るようになってから、相談員だったり、流通委員だったりというところで関わらせていただくことによって、わかるようになってきました。それまで正直、宅建協会が何をしているのかということはわからなかった。関わっていく中で、いろんな委員会があって、またそれぞれの委員会の中でアクションを起こしている、ということを知りました。正直な感想としては、もっと若い人を中に入れてほしいんです。例えば今日みたいな座談会のメンバーでもいいですし、例えば二代目を集めた組織を作って、そこをまた理事、役員として関わらせていただきながら、いろんな流れを作っていく。そうすることによって、ひいてはもっと事業商機に繋がっていくのかなと思うし、そういった30代、40代ががんばっているのを見て、10代、20代ががんばる。その繋がりのボンド役になるところ、これをうまくやっていけたらいいなというのが一つ。それから、例えば従業員を増やしましょう、というときに、特に八重山ではそうなんですけれど、主任者がいないんですよ。そういったところを、宅建協会がマッチング、例えば専門学校とか大学とか、そういった宅建業に興味を持っている人、もしくは主任者(資格)を持っている人たちを、バンクとして持っておきながら、各事業所に振るとかということをすれば、もっと協会が賑やかになるのかなと思っているので、そこら辺をお願いしたいと思っています。司会お願いがたくさんありますね(笑)。名嘉真さん、どうですか。名嘉真去年から浦添・西原地区の業者会の集まりに参加させていただき、いろいろお手伝いさせていただいているのですけれども、業者会としての活動を通して、ある程度わかってきました。活動内容は、本当に深く、侃々諤々の議論とかされていらっしゃる、というふうに想像はできるんですけれども、ただそのことが業界内でもよくわかってもらっていないというのが、非常にもったいないなと、率直に思っています。ダイレクトに、社長さん方が集まって、本部の会の運営はされていらっしゃるかと思うんです。それが社員さんなり、実務で働いている方々に浸透しているかというと疑問です。そこをうまくメールを活用して、会の内容を配信するとか。会報誌の『宅建おきなわ』も、社長のところで止まってし第二章会員座談会まって、社員まで回ってきていない、ということがあります。ダイレクトに、メールとかもあるので、そういった方法もいいのかなと思います。また先ほど黒島さんがおっしゃったように、若い人たちを関わらせる。関わりを持たないと、恐らく関心も出てこないと思うので、そこをいかに関わらせるかというのが、より会を盛り上げるために必要なことなのかなと思います。5 0年後、平和な沖縄で不動産のステータスを確立したい司会ありがとうございます。宅建業協会は若手を育ててきています。協会がやっている事業がすごくあるんですよ。1300会員がいる中で、実務研修とか法定研修とか会員の資質向上に繋がっていますね。次に、今後の不動産業はどんな取引をしていくのか、ということを想像していただきたいのですが。名嘉真空間的にいく、と思うんですよね。もしくは外、宇宙に行くと思う。司会何年ぐらい先?名嘉真まあ50年ぐらい(笑)。「あの土地売ろうか」「Mなんとか星だよ」という話になるのかな。地球で言えば、やっぱり人口がどんどん増えていくので、人口が増えるということは、土地の需要が増えるということで、ということは空間的に、立体的にものを捉えていくと思います。もしくは地下だったり。空間を売買することはあり得るのかなと思っています。この高さの広さと面積を売る、というような。地上何メートルの高さの空間を売買しますよ、とか。司会なるほど。海の中とか。名嘉真そういうこともあり得るのかなと。黒島太陽光とか、エネルギー関係も、衣食住の住で考えると、僕らが担っていくことになるのかなと。雨が降って、それが地に落ちて、川になって、海に注いでいく、というサイクルの中で考えると、水もそうなって来るのかなと思います。そういったもろもろの生活文化も、業界としての仕事に十分なりえるのでは。司会エネルギーを不動産業者で扱う、ということになるわけですか。又吉さんはどうですか。又吉今後、消費者の保護とか、厳しくなると思いますが、我々業界が耐えて、不動産業者のステータスを築いてほしいなと思いますね。別の不動産業者で遭ったトラブルの内容とか聞くと、不動産業こそ資質というのが大事だ、と思うんです。売買8591