ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

司会楽しいということ、好きということですね。又吉さんどうですか?又吉正直、楽しいとか、楽しくないとか、あまり考えたことがありません。どちらかというと紹介で物件を預かったりする際は、非常にプレッシャーを感じます。もちろん成約が決まって、しかも「ありがとう」とかいう締めくくりのところは、非常に、先ほどの名嘉真さんがおっしゃるように、やりがい、と言うんでしょうか、よかったなあとは思うんですけれども、どちらかと言うと楽しいというより、非常に緊張感を強いられているという印象があります。神村僕は率直に楽しいし、わくわくしますね。黒島さんのように僕も小さいときに、オヤジがどこか連れていく度に、物件を見せながら歩いて、「おまえ将来継げよ」と言われていた。子どものあやし方だったと思うのですが、それもあって、外で勉強したい、と20代はずっと医療業界の営業をやって、30代から本腰を入れて継ぐ気でやっています。うちは売買、仲介、あとは買い取りが主になっていまして、買い取りでは、どう収益に持っていけるか、といろいろ計算しながら、物件を取得して、計算して、どういった売却がやれるのかとか。ずっと営業をやってきたものですから、人とのやりとりが楽しいんですよ。プレッシャーとかもあるんですけれども、医療業界のクレームというのは、命に係わることもあって、結構ストレスを抱えて辞める人もいたんですね。今は、命に係わることはそうそうないので、プレッシャーをプレッシャーと思わずに、楽しみながら日々チャレンジしています。大城僕も7年目で、楽しく仕事をやらせてもらっています。売買だと、いろんなところに足を運んで、それが実際に実になるかどうかは別にして、事例によってはわざわざ県外に印鑑を貰いに行ったりします。そういった出張も1年に1回くらいあって、旅行気分で楽しんでいます。それと売主さんと買主さんの間に立って交渉して、それが無事決済まで行き、「ありがとう」と言われると嬉しくなりますし、また賃貸の管理も、騒音トラブルとか、非常に難しいクレームもあるのですが、実際に足を運んで話を聞いて、どうやったらうまく解決するかなあと考えるのも楽しい。私の場合は、20代は迷走していて、公務員を3年ぐらいして、私から今の代表にお願いして入りました。最初はやはり大変でしたが、ここ2、3年、とても楽しく仕事をやっているというところですね。司会皆さん、2代目ということですが、又吉さんのところは子どものころ、お父さんに物件を見座談会メンバー紹介1名嘉真秀2(有)大吉宅建3取締役部長410年1黒島栄作2八重山住宅サービス(株)3代表取締役415年第二章会員座談会せてもらわなかったの?又吉一緒に仕事をするようになってから、父とは物件に関して意見衝突がありました。衝突というより、けっこう侃々諤々しました。親父も本気で、私も本気で、家まで引きずっていました(笑い)。司会大城さんは公務員だったのを辞めて、入られたんですか。大城はい。後で聞いたんですが、ちょうど父も後継をどうしようか、悩んでいたそうです。私も一生公務員だろうと思っていたのですが、将来的に不安で、思い切って辞めました。不動産業、50年後のビジョン1又吉茂2(株)千代正不動産3代表取締役415年1氏名2会社名3肩書き4業歴司会今日のテーマは、「これからの50年」です。皆さま方がどのように不動産業を引っ張っていくか、というのを聞き出したいと思います。次は、今後、不動産業がどのように動くか、そしてもう一つ、今後どういうふうに対応していきたいか、お聞きしたいです。名嘉真今後50年ということなので、ちょっと突飛な話になるかも知れないんですけれども、今、日本の人口はどんどん減っています。賃貸において司会/知念副会長8187