ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

概要

宅建協会50周年記念誌

座談会【第二部】～これからの50年～出席者司会：知念聡副会長又吉茂（那覇西地区）大城大河（小禄・南部地区）名嘉真秀（浦添・西原地区）神村直治（中部地区）黒島栄作（八重山地区）名嘉真秀黒島栄作又吉茂司会こんにちは。皆さま方は、次世代を担う選ばれた方々です。そういうことで、夢を語りながら、不動産業界のことを話し合っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。では、自己紹介をお願いします。名嘉真大吉宅建の名嘉真と申します。よろしくお願いいたします。黒島こんにちは。八重山住宅サービスの黒島と申します。不動産業に携わって15年目です。15年経っても、まだまだ毎日が初めてのことばかりなんですけれども、いろいろ勉強させていただきながら、今日まで来ています。よろしくお願いします。又吉初めまして。千代正不動産の又吉と申します。父が会社を創業して、二代目で、これまでもいろいろと不動産に携わって思うこともありまして、今日はこの辺を少し思い返しながらお話しできればな、と思っています。よろしくお願いします。神村有限会社盛住宅の神村と言います。僕もオヤジから継いで二代目になります。20代はずっと医療関係にいたので、本格的に不動産業を勉強したのは30代からです。ここにいる若手の中でも一番経験は浅いと思うんですけれども、よろしくお願いします。大城有限会社オーエンの大城大河と申します。父が代表を務めておりまして、私はまだ継いでおりません。不動産業に携わって7年目になります。主に糸満市内を中心に、私の方は土地売買の仲介を担当しております。またアパート・店舗の管理もありますので、そういったクレーム処理もやっております。今日はよろしくお願いいたします。不動産は楽しい仕事か？司会まずスタートとして、不動産業は楽しい仕事なのか、そうでないのか、率直に今どう考えているか、お聞きしたいと思います。名嘉真やりがいがある仕事だとは思います。賃貸が多いので、以前と比べるとクレームの質が変わってきています。騒音に関することだったり、曖昧なグレーゾーンのところをつつかれつつあるのかなというところの難しさを感じてはいます。ただ、年輩の方や滞納している方に対しても、こういったやりとりの中で、やりがいを感じることは多々あるので、そこは楽しいと言えば楽しいですね。司会ありがとうございます。名嘉真さんのところは、賃貸を主にやられているんですね。名嘉真はい。司会黒島さん、どうですか？黒島僕も２代目なんですけれど、小さなころオヤジと一緒に物件を回って確認することが結構あって、昔からいろんなところに行けることが非常に楽しく思っていました。学生の時に、宅建の免許を取るにあたって、結構間取り図とか、電車の中で見るのがすごく好きだったので、いろんな物件を借りる気はないんだけれども見に行ったり、ということをずっとしていました。そういった意味で今やっている仕事も非常に気に入っていて、この仕事じゃなかったら何になっているのか、ということが考えられないくらい、性に合っていると思いますね。86 80