ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

御祝辞国土交通省土地・建設産業局長毛利信二公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会の創立50周年記念誌の発刊に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。貴協会におかれましては、昭和39年の設立以来、不動産取引の適正化及び流通の近代化の推進をはじめ、不動産に関する知識の普及・啓発、消費者の保護等に力を注がれ、不動産業の健全な発展に多大な貢献をしてこられました。この間の会長をはじめ、役員及び会員各位の永年にわたる並々ならぬ御努力に対し、深く敬意を表するとともに、改めて感謝申し上げます。まず冒頭に、皆様から長年にわたりご要望いただいていた宅地建物取引主任者の宅地建物取引士への名称変更を含む宅建業法改正が、第186回国会において、議員立法の形で成立し、来年の4月1日から施行の運びとなりましたことをご報告致します。本改正には、名称変更に加えて宅地建物取引士の業務処理の原則、宅建業者の従業員教育の努力義務、暴力団排除規定などを含むものであり、消費者保護や安全・安心な取引の推進に大きく資するものと考えております。協会の皆様方が、本改正を契機として、業界全体の信頼性向上に向けた取組を強化されることを期待いたしております。また、皆様ご承知のとおり、国土交通省では、ここ数年中古住宅市場の活性化に力を入れており、築後20~25年で一律にゼロになってしまう現行の建物評価の見直し、不動産に係る情報ストックシステムの整備、宅建業者とインスペクションやリフォームなど関連事業者との連携の推進などの取組を進めております。貴協会の皆様におかれましては、このような施策についても引き続きご理解、ご協力をお願いしたいと思います。結びに、公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会のさらなる御発展と、皆様方のますますの御健勝、御活躍を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。14 6