ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

第三章協会の現況「会員15業者による体験発表」この中でも特に記しておきたい事項の一つです。冒頭でも軽く触れましたが、これは毎月開催される女性部会の定例会で実施し、各業者で業務上起きた様々な体験談を発表してもらい、質疑応答をしながら知識を共有しています。この体験発表から多くのことを学んでいます。さらに“いまさら聞けないあんな事”コーナーを設け、今困っている事、今さら聞けなかったことなどを共に楽しく学んでいます。「後期実務研修による実務発表」定例会での体験発表の取り組みが協会に認められ、5つの事例が活用され、200名余の会員が熱心に受講しました。この発表が会員や協会の少しでもお役に立てたのなら大変うれしく思います。そして今後も女性会員の資質の向上に貢献出来るよう会員一同頑張っていきたいと思います。最初の女性部会が出来るまでは私たちはこの業界の中で点のような存在だったと思います。周りはすべて男性で女性同士の業者としての話し合いはできなかったと思います。また、それが当たり前のように思っていました。しかし、女性部会・女性委員会の設置により点から線になり、そしてそれが広がり面になっていく、今そのように感じています。まだまだ小さな面ですが少しずつ着実にその面が広がっていくことを願っています。平成15年女性部会設立時、女性の業者は78社、現在は99社、まだ10%以下の少数です。他の業種に比べると女性の代表者数は高いかもしれませんが、これまで同様、男性会員の暖かいご支援が必要です。いつの日か会員・理事の数を女性が半数近くになることを夢見ています。そして男性はハード面を女性はソフト面を互いに活かし合いながらこの業界の発展に寄与していきたいと願っています。結びに女性部会を立ち上げて頂きました岡江前会長、そしてこれまでご支援いただきました皆様、そして今でもご支援いただいております皆様に心から感謝申し上げます。また、女性部会を担当いただいております石川久代さん、そして事務局の皆様にも心からお礼申し上げます。今後とも御協力よろしくお願い申し上げます。女性部会部会長名嘉真妙子司法書士女性の会と交流会実務研修121 133