ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会がここに創立50周年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。貴協会におかれましては、昭和39年3月に琉球土地建物取引業者会を創立され、昭和47年5月の本土復帰に伴い、昭和48年4月に沖縄県宅地建物取引業協会を設立されました。そして今日までの間、宅地建物取引業者の資質の向上並びに宅地建物取引における消費者保護に努められるとともに、沖縄県民の住生活環境の向上に取り組んでこられました。また、平成25年4月からは沖縄県より公益認定を受け、公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会として事業をスタートされ、これまで以上に一般消費者の利益保護のための情報提供に努められ、安心且つ安全な宅地建物取引の実現のために、不動産に関する各種研修や無料相談を実施され、消費者保護の活動と行政施策への協力を推進し、宅地建物取引業の社会的認知の向上に大きく貢献されております。今日の隆盛を築かれた德嶺会長をはじめとする歴代の役員の方々、会員の皆様方には大いに敬意を表する次第です。消費税増税に伴う個人消費の低迷等、景気の落ち込みが懸念される中、真の「デフレからの脱却」に向けた対応が必要不可欠な状況において、既存住宅の流通活性化には大いに期待するところであります。全宅連では、各種税制の動向は国民の住生活環境に大きな影響を与えることから、関係各方面に対し、良質な住宅の供給、取引促進のための提言活動を実施し、平成26年度税制改正においても、買取り再販における登録免許税の一部軽減措置や各種税制の特例措置の延長等の措置が講じられることとなりました。また、本年6月には永年の懸案であった「宅地建物取引士」の名称変更が実現しました。これらの要望実現は、貴協会をはじめとする都道府県宅地建物取引業協会および会員の皆様方のご支援・ご協力の賜物であり、この場をお借りして厚く御礼申し上げるとともに、これからもご協力の程よろしくお願いいたします。全宅連としては、昨年、「みんなを笑顔にするために、地域に寄り添い、生活サポートのパートナーになることを目指します」というハトマーク・グループビジョンを策定し、今後も会員の皆様方の業環境の整備、改善に努めてまいる所存であります。皆様方には、改めて一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。結びに、貴協会のさらなるご発展と会員の皆様のご繁栄とご健勝を心より祈念いたしましてお祝いの辞とさせていただきます。御祝辞公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会会長伊藤博1911