ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

この度、公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会の創立50周年を迎えるにあたり、県議会を代表してお祝いのことばを申し上げます。貴協会におかれましては、昭和39年に琉球土地建物取引業者会として発足されて以来、不動産の適正な取引の推進、不動産に関する知識の普及、啓発、会員の研修など幅広い活動を展開してこられました。德嶺会長をはじめ会員の皆様には、ここに、めでたく創立50周年の節目を迎えられたことに対し、心からお喜び申し上げますとともに、歴代会長、役員並びに会員各位のこれまでの御尽力に対し、深く敬意を表する次第であります。また、貴協会は、東日本大震災被災者の民間住宅受入窓口として御活動頂いているほか、社会福祉法人沖縄県社会福祉協議会、財団法人沖縄県交通遺児育成会及びNPO法人MESHサポート(救急ヘリ)への寄付をされる等、多方面から評価されているところであり、その社会活動に対し深甚なる敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。ところで、今年(平成26年)3月に国土交通省が発表しました公示地価によりますと、県内の地価は上昇地点が大幅に増え、住宅地、商業地、工業地の全てで上昇しており、県内の全用途での平均地価は前年比プラス0.3%で、22年ぶりに上昇に転じたとのことであります。また、昨年度の観光客数についても、658万人の過去最高を記録するなど、県経済は確実に拡大の動きが強まっているところであります。さらに、不動産市場においては、沖縄都市モノレール延長工事の着工による沿線での住宅・土地取引の需要の高まり、土地区画整理事業による住宅需要への刺激、人口の増加を背景にした潜在的な宅地需要など、好材料が多くあり、22年ぶりの県内地価上昇や県経済の拡大の動きとあわせて、期待のもてる環境になってきております。県民の住みよい生活環境の確保を図るためには、宅地建物の担い手である貴協会の果たす役割は誠に大きいものがあります。どうか皆様におかれましては、創立50周年を契機にさらに団結を強化されるとともに、宅地建物の利用促進を図り県民の住みよい生活環境の確保に向け、より一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、德嶺春樹会長を中心に公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会の限りない御発展と、会員各位の御健勝、御活躍を祈念申し上げ、祝辞といたします。御祝辞沖縄県議会議長喜納昌春179