ブックタイトル宅建協会50周年記念誌

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宅建協会50周年記念誌

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概要

宅建協会50周年記念誌

御祝辞内閣府沖縄総合事務局長河合正保この度、公益社団法人沖縄県宅地建物取引業協会が創立50周年という大きな節目を迎えるに当たりまして、心よりお慶び申し上げます。貴協会におかれましては昭和39年に設立されて以来、50年という長きにわたりまして、沖縄県内の不動産業界の健全な発展のために尽力され、多くの実りある実績を積み重ねてこられたことに深く敬意を表します。沖縄県は日本の南西に位置し、独特の歴史・文化・景観など魅力ある風土のため、県外からの移住者向け、また投資用としての不動産需要は増加傾向にあり、近年は本島、離島ともに、大手ディベロッパー等がマンション建設等を積極的に行うなど、不動産関係事業が活況を呈しております。また、県内自治体による行政施策として、市街地再開発事業や土地区画整理事業、基地返還後の跡地利用によるまちづくりも進められております。不動産流通をめぐる環境はより複雑、高度化してきており、一般消費者に対しまして、これまで以上に「より高い」見地、豊富な経験、法律知識に加え、高い倫理観、責任感が求められるようになりました。この社会の期待に応えていくため、宅建業法の改正により「宅地建物取引主任者」が「宅地建物取引士」と名称を改めることになったところです。この流れのなかで不動産業界の指導的立場にある、貴協会の果たす役割はますます重要になっていくものと思われます。沖縄総合事務局といたしましても、宅地建物の取引が適切に行われるよう取り組んでまいりたいと思います。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。終わりに、ここまでの半世紀の取り組みをより大きく発展させること、貴協会及び会員の皆さまのご健勝、ご活躍を心より祈念いたしまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。16 8